結局のところ「もぐら」は誰だったのか?
想像通りの結末だったのか、もっと深いところに正解があったのか、上っ面が正解か。
深読みしようと思えばいくらでも真実があるように思えてしまう。
もう一回観ればだいぶ理解できそうな気もすいが、それは随分先でもいいかも。
結構お腹いっぱいになった。
淡々と、展開されていくストーリー。
2時間ちょっと。
淡々と。
さすがの演技は、ゲイリー・オールドマン。
静なる中に怖さというか存在感すごい。
クリエイティブ・サポートをファッション・デザイナーのポール・スミスが担当というのも見所のひとつかな。ブリティッシュファッション、かっちょいい!
]]>期待しすぎたことを差し引けば、すごくよかった。
なんせスケールがでかい。
ロサンゼルスからモスクワ、プラハ、ドバイ、ムンバイ、バンクーバーで撮影されたそうだ。そして緊張感ある中で「ぷっ」とぷち笑いしてしまうシーンやつっこみたくなるシーンもちょっぴりあったり。
アクションはアクションでも、スパイ映画ならではのアクションで楽しめた。
]]>正直、ケン・ローチ監督と戦争映画が結びつかなかった。
これがケン・ローチ監督の作品ではなかったら恐らく見ていなかったと思う。
学生の頃(もう20年弱前!になってしまうのか、いや10数年前と言っておこうか)からぼくの好きな三大映画監督の一人、ケン・ローチ。
彼が描くヒューマンドラマは飛び抜けている。
「素直」と「矛盾」が生み出す「葛藤」。
それがこの映画にも健在していた。
そして、やはりただの戦争映画とは違った。
イラク戦争やそこで起こったことをほのめかしたヒューマンドラマ。
彼は第63回(2010年)のカンヌ国際映画祭の記者会見でこう語ったそうだ。
「(脚本家の)ポールがフォーガスというキャラクターを生みました。かれはコントラクター(民間軍事会社で働く民間兵)で、友人のフランキーを亡くします。フランキーの死の謎解きを通じて、私たちはこの恐るべき犯罪の様々な要因に近づいていきます。なぜなら歴史は今も人々の人生の中に、人々の経験の中に生き続けているからです。そういった人々の経験を探ることで、戦争の恐ろしさを見せたいと思いました。」
さらに
「最大の犠牲者はイラク人だということを忘れてはいけません。彼らこそ苦しんできた人々なのです。こんなことを言うと、議論を巻き起こすかもしれません。でも私は、米国人の兵士が最大の犠牲者であるかのような描き方をしている米国の映画を見るとウンザリしますし、そういった映画が米軍に捧げられているのを見るとさらにウンザリします。」
と。
このコメントについてどうこうではなく、彼の「視点」がほんとに好きだ。
民営化されて生産性があがって経済が回る時代はもう終わりでいいよ。
それで命が安くなられたらたまったもんじゃない。
自動化されて雇用が減ることへの対応を真剣に考えるべき。
自然が破壊されることへの危機を真剣に考えるべき。
っていつも、ケン・ローチ監督の作品を観たあとはなんかこう真面目に考えるか人間愛に浸ることが多い。
今回は社会派でした。
そして、最近の彼の作品を見逃していたことを知り、早速レンタルしたいと思う。
]]>守るべき信念が歪んでも、その信念を貫くことできるかが勝者と弱者ならどちらを選ぶだろう。
信念を貫くための犠牲を払えるかどうかが勝者と弱者ならどちらを選ぶだろう。
主人公スティーブンの最後の表情が物語るものを想像してみる。
]]>タイトルから想像する内容と物語はとてもかけ離れていた。
文体は個性的でセンテンスが短い。括弧なしの台詞とか何か意図はあるかもしれないがそこは察することはできなかった。それより何よりその世界観は超個性的。
人生を誇張した縮図。とりわけ救いようのない人生。そんな先祖を語る私。だから後悔の念といったことより、その中で起きる僅かなロマンスと多くの残忍な出来事がただ過ぎていく。
モノクロな背景で勝手にyen town 風な世界観をイメージしながら読み進めた。
各章のタイトルが大きい上にそこだけ見られたら恥ずかしい感じで、通勤時間の電車内で読んでたときはちょっとドキッとした。
だがしかしッ!その内容がそうだが、この作品はとにかく現実離れしながらもシュール。
追記>
311の原子力発電の問題で福島で生活していた子供が放射能をーという差別問題やアメリカではカフェで精子バンクではお金がかかるからとインターネットを使った個人同士でやり取りをして社会問題になっているといったニュースが耳に入ったとき、妙にこの物語とリンクしすぎるほどリンクしていてびっくりした。
本を選ぶきっかけとしてタイトルを重視してるぼくにとって、この本は正直読みたいとは思えなかった。ただ、読み終えてブックカバーを外して改めてタイトルを知ったとき「なるほど」と思った。
著者が58歳の作品。
男性作家が女性を主人公にした作品って珍しい気がする。しかも女性心理というか主人公の心理は、まるで著者が女性ではないかと錯覚するほど(思わず画像検索してしまったほど)。
とはいえ、そう感じるのかは自分が男だからなのか、女性の読後の感想とかも聞いてみたいと思った。
丁寧な文体は読みやすく、物語は進む。
「いやいやまさかね」からの「だよねー」からの「えっ!?やっぱりかいッ!」なところから、その先はもうわけわかならいまでも物語は繋がっていく。
前半、性描写が続く。
村上春樹の「1Q84」を読後から、気になって読む小説には性描写に綴られるなーと意識してしまってる。
「大丈夫か!?」と不安になりがらも、著者が女性であること、いろいろな賞を受賞した作品であることで読み進める。否。惹き込まれる。
上っ面だけのストーリーだけを追うと「何だコレ!?」だけど、そこに描かれた主人公の気持ちになると何かいたたまれない。
人間ってなんだろね。
って言うと壮大すぎるけど、道徳があればこその真理というか、どれも人の道だなーと想い耽る。
]]>こういう本があることが嬉しかった。
というのは、20代に思考回路を相当掻き回してたのに、30代になって社会人になって、思考回路が止まっていることに自分を見失ってる気がしていたからだ。
若さゆえの特権は返却しなくては、と思っていた。
でも何となく違うと感じた。
クリエイトな脳が刺激された。
字は生きている。
活字。
ちょっとだけあえての希望が持てた気がする。
]]>マンガみたいな小説。
ある町に住む多田のところに、かつてのクラスメイト、行天が転がりこんで物語は進む。
本の中に深入りすることなく、楽しんで読める。
2011年4月映画化とのこと。
]]>癖もなく、テンポよく読めた。
著者が50歳頃の作品。
なるべくしてなる出来事。
そう望もうが望まなかろうが必然と訪れてしまう出来事。
「守る」のではなく「共に生きる」ということ。
切ないわ。
]]>今回の主人公は「キャプテン・アメリカ」。
いやぁ、面白かった。
分かりやすいキャラクター設定にストーリー展開は本作でも健在。
エンディングロールが終わった後に次作の宣伝もあって、あーもう楽しみ!
危険な予感は的中し、最後まで淡々と台詞で物語は繋がっていく。
ツイッターが流行るご時世。
待つことがなくなったご時世。
正直、このタイプの映画は構えて見なかったために飽きてしまった。
本日(2012年1月28日)公開のこの映画、ご年配の方が多いなーと思ってたら妙に納得。
クリント・イーストウッド監督による、舞台が1900年前半の事実に基づくドラマ、だった。
アメリカFBI初代長官J・エドガー・フーバー。
予告編だけではサスペンス的なハラハラドキドキ要素が詰め込まれてるイメージがあったが、実際は淡々と丁寧に織り成される彼の回顧録。
137分。
嘘と空想は違う。
真実から目を反らすのは好きじゃない。
夢の世界は、夢から覚めたときの喪失感が嫌だ。
それは夢と知りながらも信じてしまうからで、とはいえ夢と割り切ることができるなら、もはや体験じゃなくて空想で充分だ。
そこにどれだけのイマジネーションを吹き込めるだろう。
そして僕の空想を君が知る。
それを相手が悪意ある嘘だと感じれば罪だが、そうじゃないとしたらそれはきっとピュアなのかもしれない。
監督ガス・ヴァン・サントは「生きることについてのストーリーを語るのであれば、死が存在すると、よりそのストーリーは映える」と言う。
あーなるほど、と想う。
映画の中の「空想」とリアルな生活の「真実」がリンクして共感してたのはそういうことだったのか。
主人公役はデニス・ホッパーの息子、ヘンリー・ホッパー、相手役にミア・ワシコウスカ。この二人が醸し出す繊細な雰囲気、好きだわー。
そして主人公の友人役に加瀬亮。
あっという間の90分でした。
あしたのジョーは1970年に放映されたアニメ。あしたのジョー2は、あしたのジョーの結末をがらりと変えて始まる(2の始めの10話分くらいは、1の後半部分の完全リメイク!)。実際には1と2のストーリーは続いているものの、制作はおよそ10年の月日が経っているのは驚き。
画風も変化してて、個人的には1の方が圧倒的に好きすぎ。
いずれにしても現代では規制が入るんだろうなというシーン(たとえば子供がタバコを吸ってるとか)や台詞(差別用語)が飛び出す。矛盾したコマがあったりするが、それらを横において置いて、まずはジョーの世界に浸る。
ともかくシュール。
シュールすぎる。
1の前半でほとんど登場していたジョーの口笛がもう哀愁たっぷり。
ディテールにこだわった上で熱の入った完成された作品も好きだが、ジョーのようなハートでぶつかってくるアニメ。
響くわー。
ただ、最後の最後で残念だったのは、
「燃えたよ・・・
まっ白に・・・燃えつきた・・・
まっ白な灰に・・・」
とよく聞くラストシーンの名台詞が一瞬で、あのよく見る絵もなんかもっと画面全体で、もっとタメがあるかと思ってたから、どっぷり浸れず、そこが心残り。
とはいえ心に残る名アニメでした。
]]>はじめてのお店では王道を頼むようにしているが、今回はなんとなくグラタンをオーダー。
10分から15分くらい経っただろうか。
テーブルに置かれたグラタン。
見ておいしい。
う~ん、いい香り~。
匂いもおいしい。
一口。
うんめーーー!
うまいっ!!
うますぎて、もったいなくて、食べたくなかった。
吉祥寺でパスタを食べたくなったら(まだパスタは食べてないけど)、また寄りたい。
メインメニューのみなら1000円くらい。
サラダが500円前後。
ドリンクが300円前後な料金設定だったかと。
<後日談:2011.11.20>
ミートソースパスタ、食べましたー。
ふつうにおいしかったので、満足度星7っす。
ぼくの中では、ここはグラタンおすすめ店として把握。
今、太陽が沈んで
だからあなたの空は朝を向かえているでしょう
All around the world
How high?
元気でいますか?
踊っていますか?
誰かを待ち、誰かと別れても
ぐるぐる廻る地球の上に
立ち咲く花の香りと一緒に贈ります
雲は東から西へ
あなたがいる場所まできっと届いていくでしょう
All around the world

君とぼくの手、つないで空に飛んで行ける
Come together, yeah
見える
目を閉じて無限が広がっていく中で
ぼくは大地に立ち尽くしている
あなたは微笑みをくれる
微笑みをくれる
君とぼくの手、つないで空に飛んで行ける
Come together, yeah
どこにも行けない妄想は捨てて
